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課税最低限 |
| 日本の所得税法は、所得に直接所得税率を乗じて所得税を求めていません。各種の所得金額の合計額から各種の所得控除の額の合計額を控除した残額に、所得税率を乗じて税額を求める方式を採用しています。このような所得控除の制度を設けている理由としては、日本国憲法第25条で、すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。と規定していることから、その者の獲得した所得金額のうち、この、健康で文化的な最低限度の生活、をするのに必要な部分の所得に対しては課税しないとの考え方によるものであります。また、各種の所得控除は個人的事情による担税能力の減殺事項であり、最低限度の生活費としての意味合いのもののほかに、政策的な性格を有するものも含まれています。それにしたがい、課税最低限の金額とは各種所得控除額のうち、扶養控除額や基礎控除額等の人的控除額の合計額をいいます。 |
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